練馬区にてエアコン取り替え工事。こんな工事初めて。

スリーブ位置おかしい エアコン工事

工事内容

こんばんは。ACシステムです。

今回は、練馬区で行ったエアコン取替工事を紹介します。

戸建2階で室外機は室内機裏のベランダ平置きで何も問題ありませんでした・・・と、言いたいところですが、問題ありありでした。

結論から言うと、壁の配管穴(スリーブ)の内と外の位置がおかしい!!です!

到着後、既設のエアコンを見ると室内機が穴位置とは逆勾配で傾いており、室内機下部周辺に大きなシミができていたので、お客様に「水漏れしたんですか?」と聞くと「はい」とのこと。しかし、20年以上使ってきて去年はじめて水漏れしたとのことなので、逆勾配だけが原因ではなさそう。ともあれ、その水漏れを機にエアコン取り替えることにした、という経緯のようです。

いざ、エアコンを取り外そうとすると、室内機がとれません。いつも通り、下部フックを外してエアコンを手前に引けば抜けるはずの補助配管(室内機に溶接されている30cm程度の配管)が全く抜けないのです。よく見ると、室内機裏の屋内穴位置と外壁側の穴位置の高さが15cm程度ズレている(外側が高い)ことが発覚!室内機を下斜め手前に引いてなんとか取り外せました。

エアコンが傾いていた原因がわかると同時に、その影響で流れにくくなった水がドレン内でヘドロ化し詰まりった結果、水漏れが起きたことが想像できます。

さて、取り外しが終わったところで、次は取り付けです。

スリーブ内外で約15cm程度の高低差、そしてひと昔前の建物で壁内距離10cm程度と狭く、それに合わせて補助配管が折れないように加工するという作業が必要。さらにこの穴にはアンテナ線など数本も同時に入るためより慎重な作業が必要。こんな現場は初めてで 、何回か合わせながら調整し、 苦労しましたが室内機をおさめることができました。既設エアコンのような傾きもありません。

スリーブ位置おかしい
新設エアコン
室内機下の壁シミは既設エアコンの水漏れシミです。

ちなみに水が流れるドレンホースは配管穴の下20cm程度のところにドレン用の小さな穴があけられており、壁内を下ってそこから出しています。
ここまでくればあとは通常通りの仕事です。配管を加工して、接続して、室外機設置、真空引き、試運転で無事完了!

通常工事より結構時間かかりましたが、無事終わってよかったです。


スリーブ位置が屋内外でズレているのは最初にスリーブを抜いた人のミスです。おそらく、屋外に雨戸の戸袋があるのを確認せずに屋内スリーブを抜いてしまったことが原因です。凡ミスです。

なにはともあれ、お客様も心配そうに見てましたが、うれしそうな顔がみられてよかったです。

工事費用

  • 既設エアコン取り外し回収 4,000円
  • 標準設置工賃 8,000円
  • 配管(2分3分)3m 4,500円

合計 16,500円(税別)。
ちょっとした難工事でしたが、お客様にも多少手伝ってもらいました。ありがとうございました。

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