こんばんは、ACシステムです。もう11月になってしまいました。10月はリピーター様からの依頼も多くあり、忙しくさせてもらいました。
さて、今回は配管化粧カバーに関する手抜き工事を紹介します。これから施工を検討している方は注意を、すでに設置されている方は確認をしてください。
配管化粧カバーのズレの原因は端末処理にあった
先日移設工事のご依頼で取り外し現場に伺うと、そこに施工されている屋外配管カバーがズレ落ちていました(写真)。
写真上部、配管カバーがズレ落ち中の配管が見えてしまっているのがわかります。これは珍しい現象ではなく、街を歩いていてもたまに見かけます。
この原因は配管カバーの端末部品の未取付けにあります。
このズレはエアコン設置後すぐに起きることはなく年月がたつにつれて徐々にズレ落ちてきます。では、なぜ業者がその端末処理を省くのか?というと、主に、
部品代の節約です。低単価で仕事を請け負っている量販店・引越し会社系の下請け業者に多く見られる施工で、その部品も数百円ですが、少しでも利益を残そうとこのような施工になるようです。
エアコンの使用上での問題はありませんが、せっかく取付けた配管カバーがこのような見た目になるとお客様もショックだと思います。ズレ落ちたカバーは上に押し上げれば元に戻るのですが、また時間が経てば同じ状態になります。
これからエアコンの取付けと配管化粧カバーの施工を検討している方は工事完了時の立会いで確認した方が良いと思います。
このようなちょっとしたことに手を抜く人は他のところも雑なことが多いように思います(経験的に)。その工事の仕方で「家電量販店でやったんだろうな」「引越し業者の下請けがやったんだろうな」ということがわかるくらいに、共通する手抜き工事も多いのです。
当社も、当社が設置したエアコンを他業者が取り外す時に「下手だな」と思われないような施工をこれからも心がけますのでよろしくお願いいたします。
当社へお問い合わせは、
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