こんにちは、ACシステムです。
今回は意外とご相談の多い室外機だけの移設工事のご紹介です。既設室外機の設置場所に頭を抱えている方は参考にしてください。
室外機をベランダ端へ移動
「既設室外機の音が気になるからベランダ移動したい」とのことで、ご相談、ご依頼いただき、先日作業しました。
既設の室外機↓
こちらのお宅は賃貸で、既設エアコン（室外機）は入居前から設置されているものです。配管穴直下に室外機が設置されていますが、お客様は室外機の音が気になるということで移設を希望されていました。
まずはポンプダウンし室外機側にガスを回収し配管、電線の取り外し作業から。
配管を延長しベランダ端に室外機を移動↓ あと20分くらいで終わり！って時に雨が降ってきました（屋根なし）が大雨になる前には完了しました。ギリギリセーフ
配管を延長したこと＆雨が降ったことを考慮し、配管の真空引き・真空放置（ガス漏れの確認）は少し長めに行いました。無事に完了。ありがとうございました。
室外機移設は配管延長？交換？
室外機を移設するにあたり既存の配管では長さが足りないケースもよくあります。
この時、足りない分だけ配管を延長するか、全配管交換するかという問題があります。
足りない分だけ延長するのは作業量もそれほど多くなく工事費用も安く済ませられるケースが多いですが、配管の接続部分が増えるのでガス漏れリスクが上がるデメリットがあります（ガスが漏れたら直せばよいのですが）。
全配管交換するのはガス漏れリスクは減りますが、作業量も増えるため工事費用が高くなりやすいというデメリットがあります。
どっちの方法で施工するかは基本的にエアコンの設置状況や工事コストを算出しお客様と相談させていただくことになります（当方ではお客様からの申し出が特にない限りは基本的に工事費用が安い方からご案内しています）。中には「全配管交換しないとダメだ」という業者さんもいますので、工事を検討されるようであればやはりいくつかの業者さんに話を聞いた方がいいと思います。
ちなみに既存配管で長さが間に合う室外機移動工事もありますが、「配管を交換しないとダメ」と配管代をせしめようとする業者もいるのでちょっと注意してください（配管の状態・状況にもよるので善意で配管交換を勧めていることもたまにあります）。
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