こんにちは、ACシステムです。
さて、今回はエアカットバルブ取り付け作業のご紹介です。今設置しあるエアコンから「ポコポコ」や「ヒューヒュー」などの異音で悩まれている方、参考にしてください。
エアカットバルブの後付け
先日、板橋区のお客様よりエアカットバルブの後付け依頼をいただき作業してきました。
エアカットバルブとは、外の空気がエアコンのドレンホースを通って室内（機）に侵入してくるのを防ぐものです。冷房使用時に発生した結露水が室内機やドレンホース内に残っていると、侵入してきた外気がその水を押すことによって「ポコポコ」などと異音が発生することがあるため、これを解消するために取り付ける部品となります。主に、室内と室外の気圧差が大きいマンションで設置されるエアコンに使用します。今回も築浅の高気密マンションでの作業です。
エアコン自体は他業者で設置されたものになりますが、その時はエアカットバルブは設置せず、使用している中で異音が気になり、当方にご相談いただいたそうです。
早速ですが、配管化粧テープを剥がし、ドレンホースを表に出してエアカットバルブを取り付け、化粧テープを巻き直しました↓※エアカットバルブの後付け作業は基本的にエアコンを取り外さなくても可能です。
注意点として、エアカットバルブは取り付けて終わりではありません。
冷房使用時は結露水と一緒に室内機のチリ・汚れが一緒に流れてくるため、それらがエアカットバルブの弁の部分に蓄積します。これを放置していると機能不良だけでなく、最悪の場合には結露水が排水不良を起こし水漏れを起こします。そのため、お客様の方で定期的なメンテナンス（掃除）が必要となります。
当方では排水がスムーズに行われる場所かつ、お客様がメンテナンスしやすい位置で取り付けを行っています。室外機の裏側でエアカットバルブを取り付ける業者さんもいますが、そうするとお客様はメンテナンスをしにくいだけでなく、普段目にもつかないので掃除すら忘れてしまっている方も多いです。
これからエアコンを設置してエアカットバルブをオプションでお願いする場合には業者さんに「エアカットバルブはメンテナンスしやすい位置でお願いします」と一言言うといいと思いますよ。
さて、今回はエアカットバルブを取り付け、実演しながら掃除方法をお客様に説明し完了となりました。
ありがとうございました。
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