こんばんは。ACシステムです。
10月に入りエアコン工事の方もボチボチ落ち着いてきました。毎年そうですが、ホームページのアクセス数は対8月・9月で半分以下になっています。よくお客様から「夏以外仕事あるの?」と聞かれますが、意外とあるものです。閑散期と言われる中でも引越しでのエアコン移設工事やエアコン交換工事などのご依頼もあるからです。
先日もホームページからエアコン交換工事のご依頼をいただき、施工してきました。
配管断熱が適当すぎ。
そのお宅は新築した際にエアコンの移設を引越し業者に依頼したそうで、今回はその際に移設されたエアコンを取り外し、お客様がネットで購入されたエアコンを取り付けるというもの。
まずは既設エアコンの取り外しから行いますが、室外配管化粧カバーを取り外してみるとびっくり!配管接続部の断熱がほぼ施されていませんでした!!
少し写真ではわかりにくいですが、別角度からみると完全に冷媒配管がむき出しになっています。このような施工ケースはたまに見かけます。
配管接続部の断熱が適当だと熱交換効率が下がり冷暖房効率の低下および結露による錆(緑青)の発生など悪影響しかありません。断熱材を持っていなかったのか、面倒だったのかわかりませんがもう少しやり方があったと思います。
引越し会社の下請けだと雑な工事は仕方ない?
このような施工を行ったのは引越し会社から派遣された外部下請けエアコン工事業者です。下請け工事業者全てが雑な施工をするわけではありませんし、丁寧な業者さんもたくさんいますが、引越し会社などの下請け作業員の中には今回のような少し雑な作業をする業者が比較的多いのも事実です。
その理由はやはり低価格での請負にあります。
末端のエアコン工事業者が元請けの引越し会社からもらえるお金は5000円〜10000円(もっと安い場合もあり)とかです。ガソリン代、高速代、テープやパテなどの諸材料費、安くない消耗品の工具、2時間〜3時間という作業時間を使ってこの金額です。そこらへんでバイトしていた方がいいのでは?という計算になります。
正直こんな条件で良い仕事をできるわけもないと思います。エアコン工事作業をする業者の立場としては、「もっと丁寧な仕事して」というよりは、「厳しい条件で仕事をしているのだろうな」という感情の方が強いです。
ちゃんと自分で業者選びを。
引越し会社や家電量販店から派遣されるエアコン工事業者をお客様は直接指名できません。当日にならないとどんな工事業者が来るかわかりません。優良業者かもしれませんし悪徳業者かもしれません。
「エアコン工事は○○引越し会社に依頼した」というのは、
「エアコン工事の仲介業者は○○引越し会社にした」という意味であり、実際の作業業者を選んでいることではありません。
この違いをわかっているかどうかで、エアコン工事でトラブルが起きるか起きないかが左右されると思います。
当社ACシステムはさいたま市を中心にホームページよりお客様から直接ご依頼いただきエアコン工事をしています。おかげさまで良い口コミもいただいています(口コミはこちら)。LINE(アプリ)で簡単見積も対応していますので、ご相談やお見積依頼お待ちしております。
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