こんにちは、ACシステムです。
今回はマンションでの中古エアコン取り付け作業の紹介です。
と言っても普通の取り付けではなく、壁の点検口をあけて配管を通す作業もあり、激闘の作業となりました。
まさかの点検口が１つ。難関配管通し作業
引越しに伴い他業者さんで取り外しされた中古エアコンの取り付け依頼をいただき、作業させていただきました。マンション、廊下側の部屋に設置、室外機は出窓下に設置という環境です。
取り付け前の様子↓
床付近に点検口があり、この点検口の奥に外につながるスリーブがあります。そして配管は点検口内で上にあがり、上の配管穴から出ます。 エアコン工事業者さんならこの大変さを写真見てわかっていただけると思います。
この状況ですと上の配管穴近くにあるコンセント下あたりにもう一つ点検口があるのが通常です。そして２カ所（上と下）の点検口から配管を調整しながら穴に配管を通して〜と作業します。が、この現場ではそれができないのです（どうやって壁の中から配管を出せば？？点検口作るの忘れた？）。
さらに写真撮るのを忘れましたが、下の点検口から上に配管を通す間に縦のスリーブがあり、直径が60mmほどしかありませんでした・・・実質穴を３ヶ所通さなくてはいけません。
「点検口がある」とは聞いてましたが、こんな大変な現場とは予知できず・・・お客様には「これは時間がかかると思います。ご了承ください」と事前にお伝えし作業スタート。
作業スタート
配管を引っ張るのと室内配管穴と壁が近いので、クロスが汚れたり破れたりしないように養生マットを貼りました↓
どうやって配管を通すか悩みましたが、リード線を先に通し、配管・電線・ドレンを順番に引っ張ることにしました（上に点検口がないのでこれしか方法はない）。リード線を通すのにも一苦労し配管を通し終わった頃にはもう１時間経過。写真撮る余力もなく奮闘していました。
取り付け後↓
配管さえ通ってしまえばあとはいつも通りの作業をし設置完了。試運転、問題なく動作しホッとしました。この安堵感は久々です。お客様にもお喜びいただきよかったです。
この現場はこの先も忘れない現場となりそうです。
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