工事内容
先日の工事の紹介。
先日は埼玉県所沢市内のアパートにて中古エアコンの取り付け工事を行いました。そのエアコンはお客様ご自身で以前の住まいで取り外したものです。
「自分で取り外しました」「知人に取り外してもらいました」と聞くと正直、「あぁ・・・」と思ってしまいます。今回、お伺い後に撮影したエアコンが下写真になります。
エアコン工事屋なら誰もが「うわ、まじか」という反応をしてもおかしくないと思う状態・・・まずわかる大きな問題は3点、
- 配管がつながったまま取り外している
- そのため配管に潰れが確認できる
- その配管の接続部も養生されていない
このような取り外しをされていると、ガスの有無も心配になります(ガス問題は基本的には取り付け後にしかわからない)。
体感として、「自分で取り外しました」というお客様の3~4割の取り外しは上記のような取り外しです。youtubeを観て行う人がかなり多くなりましたが、あれがすべてではありませんし、取り付けのことをわかっていないために「適切ではない取り外し」をしてしまうのでしょう。
今回は、
設置してもすぐにエアコンが壊れる可能性があること、配管は交換になること、ガスが不足の場合はガス補充が必要なこと、不具合・故障時の保証はできないこと、
を事前に説明の上、着工しました。
この状態で配管テープをとり、つながっている配管・ドレンを取り外し、癖がつき硬化した補助配管をまっすぐにするのも一苦労です。
幸いなことに、補助配管(室内機から出ている30cmほどの配管)の潰れは軽度なものでした(素人取り外しの場合はこの補助配管が潰れていいたり、切られていることがよくあります)。
緊張の試運転・・・
無事に動きました!効きました(ガス量問題なし)!
お客様も一安心の様子!本当によかったです。
工事費用
- 標準設置工賃 8,000円
- 配管(2分3分)4m 6,000円
- エアコンにつながっていた配管取り外し サービス0円
合計 14,000円(税別)にて完了。
備考
エアコンの取り外しを「自分でやろう」と考えている人へ・・・
取り付け時のリスクを把握していないのならば、自分(知人)で取り外すことはやめた方がいいと思います。適せずに取り外せていないと色々な問題で取り付け費用・修理費用が高額になり、新しくエアコンを買った方が安いという事例もあります。
専門業者へ依頼することを推奨します。
コメント