設置翌年にエアコン効かず。エアコンガス漏れ修理

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こんにちは、ACシステムです。

これから夏に向けてエアコンを使用する機会も多くなりますが、本格的に暑くなる前に問題なく動くか、冷房が効くか確認しておきましょう。もし問題があれば夏を乗り切るためにも早急に対処しましょう。

今回はガス漏れで効かなくなってしまったエアコン修理ご紹介です。参考になれば幸いです。

家電量販店で購入・設置のエアコンが翌年に効かなくなった

エアコンが効かないとのことで点検修理のお問い合わせをいただきました。

一昨年某家電量販店でエアコンを購入&設置したそうですが、その翌年(去年)の夏には冷房が効かなかったそうです。家電量販店に連絡するも、「業者を点検に向かわせる」という言葉を繰り返され、最初に連絡してから3ヶ月ほど経ち、もう夏も終わってしまったそう。結果的にお客様も呆れ、家電量販店の方から業者が来ることもなかったみたいです。

点検・修理

冷房運転してみるとぬるい風しか出ず、室外機の配管接続部分に霜が発生し白くなりました。これはガス不足のサインです。

ガス漏れ検知器で漏れ箇所を探すと、室内機側の配管接続部分でピピピーと反応あり。

見た目的にもガス漏れしたであろう痕跡があったのですぐに原因を特定することができました。ガス漏れ修理は漏れ箇所の特定が終われば残りの仕事は3割くらいといった感じです。

エアコンは部屋内で移設するので一旦取り外し、移設先に取り付けし、配管の真空引きを行ったあと、真空放置(真空状態のまま放置)を行い圧力計の値が大気圧側に戻らないか確認してからガスを補充します。もし圧力の値が大気圧側に戻ると空気がどっかから入っている状態なのでガス再充填してもまた漏れてしまうからです。待っている間に片付けなどを行えば効率的です。

真空放置後、値の変化もなかったのでガスを充填。ボンベの重量を計りながら規定量のガスを封入していきます。

無事に冷房が使えるようになり、完了。お客様にもお喜びいただけてよかったです。

冷暖房が使えないエアコンなんて、電気代を無駄に食う扇風機と一緒です。「冷暖房の効きが悪い」と感じたら早めに修理点検しましょう。

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